おきらくゆか Home EXA
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11Home EXAカット方法住宅向けビニル床タイルについて光、熱による影響直射日光による変退色汚染による影響土足ピアノなどキャスター椅子の脚などホットカーペットなどタバコ施工準備貼り方向の確認下地重ね貼り現場環境接着剤養生部分取り替え家具などによる凹み重量物による損傷ビニル床タイルは光や熱の影響などにより変退色・変形する場合があります。長時間直射日光が当たる場所では、変退色が早くなる場合がありますのでカーテン・ブラインドなどで日よけしてください。強い作用を持つ洗剤、漂白剤などの化学物質や、マジックインキや毛染め剤などの汚染物質及びゴム製品等により変退色や変質を招く場合があります。【施工に際して用意するもの】 ・カッターナイフ・メジャー、定規・接着剤・くし目ごて・床材用の圧着ローラー室内用ですので土足でのご使用はお避けください。ピアノなどの重量物を置く場合は、脚部にインシュレーターや小さな板などを敷き荷重を分散させてください。また、移動させる時は引きずらないでください。キャスター付き椅子および家具を使用しても破損したり表面にへこみ傷が生じにくい製品ですが、傷やへこみがつかないということではありません。特に金属製や球形状のキャスターは表面を傷めやすいのでご注意ください。椅子の脚にゴムキャップやフェルトなどをつけると床表面の傷つきを防げます。マットなどゴム製の敷物の裏面、椅子や家具などのプラスチック製の脚および脚につける緩衝材などは、材質によっては長期間床面と接触していると、含有成分が浸透して色移りすることがあります。浸透して色移りすると除去できませんのでご注意ください。ホットカーペットや温風ヒーターなどをご使用の際は、目地隙、はがれ、膨れ、突き上げ、変色などの原因となりますので、床表面に熱が伝わらないようにご使用ください。火のついたタバコを落とした場合はすぐに取り除いてください。こげ跡がつくと取れません。梱包ケースに記載の品名、規格、色番号、ロット番号、数量などを確認し、施工を開始してください。尚、製品を保管する際は、湿気の少ない平坦な場所で平置きし、6段以上積まないでください。タイル裏面の矢印で流れ方向をご確認ください。方向が変わると色相差のように見えることがあります。下地は湿気が少なく平坦で強度があることが必要です。下地が悪い場合は予め下地補修をしてください。湿気の上昇が想定される場所では強アルカリ化した水分の影響により臭気の発生や接着力の低下、それに伴う目地隙、はがれ、膨れ、突き上げなどの現象が生じる可能性があります。これらの現象を抑えるためには下地をよく乾燥させ、下地の含水率を8%以下にしてください。下地に接着剤や油脂類、ワックス、グリス、塗料などの汚れが残っていると、接着不良や汚染の原因になりますので、完全に除去してください。木質系下地、木質フローリング、クッションフロア等の上に重ね貼りができますが、クッション性が高い場合や、凹凸差が激しい場合には施工できません。畳、カーペットなどの柔らかい素材には施工できません。既存床のはがれや傷等は仕上がりに影響しますので補修してください。また汚れやWAX等は除去してから施工してください。ビニル床タイルは、施工時の温度に影響を受け易く、室温と床材に温度差があると、施工直後だけでなく、後日、目地隙、突き上げなどを起こす事があります。低温時は特に接着剤の接着力が弱くなります。現場環境は室温15℃〜25℃、湿度75%以下が望ましく、温度が低い場合はジェットヒーターなどの暖房器具で現場を温めるようにしてください。5℃以下では接着剤の反応が悪いため施工をしないでください。施工の前後12~24時間も室温15℃~25℃、湿度75%以下を保つことが好ましく、直射日光・水洗い・重量物の走行等も避けてください。接着剤は施工する場所、条件、環境等により使い分けてください。接着剤は各使用方法に基づきご使用ください。養生シートをとめる際、粘着テープは直接床材に貼り付けないでください。床材を汚染する原因となります。施工直後に養生シートを使用した場合、ビニル床タイルと養生シートの間に結露水や水蒸気・溶剤蒸気などがこもり、ビニル床タイルの反り、突き上げなどが生じる場合があるため、養生シートは通気性のあるものを使用してください。取り替え部は、製品ロットの違い、日焼け等により色・サイズが合わない場合がありますのでご了承願います。・ビニル床タイルは温度変化によって伸縮をすることにより、床暖房への施工は高度な施工技術が必要です。・ホームベスタ、ホームエグザは床暖房対応試験にて製品が完全接着をすれば問題がないことを確認しておりますが 床暖房への施工は、床暖房メーカーの仕様や注意点を十分にご確認の上、適切な施工をお願いします。・施工基本マニュアルに基づき接着剤は当社指定「FB7500」または「RFボンド」をご使用ください。(ピールアップ施工はできません。)・下地材は動きの少ない合板基材の木質フローリング材・合板(12mm厚以上)に限ります。・動きの大きいパーティクルボード、MDF基材の木質フローリング材への施工は避けてください。(床材間の目地隙、突き上げの原因になります。)・床暖房の運転は、接着剤が十分硬化した後におこなってください。(目安として冬期:5日程度、冬期以外:1日程度)・敷物など断熱性の高いものが床に置かれ長時間熱が閉塞するような環境ではビニル床タイルに支障をきたす場合がありますので施工後のご使用にも配慮願います。・床暖房へのビニル床タイル施工は事前に施工業者様と綿密な打合せをお願いします。1.割り付け部屋のサイズを測り、貼り始めの位置を決めます。部屋の中心に墨打ち線を引きます。基本はセンター割り付けをしますが、両端にあまり細かい材料がこないようにセンターをずらして割り付ける場合もあります。仮並べをして、貼り位置を確認することをお勧めします。2.接着剤塗布墨打ちした部屋の半分ごとに施工します。専用くし目ごてを使い、くし目を立てて接着剤がくし目形状になるように塗布します。接着剤については「指定接着剤一覧」をご確認いただき、接着剤の選定、オープンタイム、貼り付け可能時間等に十分ご注意願います。3.貼り付け墨打ち線を基準に貼り始めます。タイルを 貼る際は、タイル間の隙間を無理に詰めずに、上からのせるように貼り付けてください。タイルをカットする際には定規を当てて、カッターナイフで2~3回同じ箇所を切り込んでください。壁際や柱周りは垂直にカットしてください。斜めにカットすると突き上げの原因になります。4.圧着貼り付け後は必ず上から床材用圧着ローラーで十分に圧着してください。圧着が不十分の場合、接着不良によるはがれ、タイル表面にくし目跡が出る場合があります。ホームエグザ(ピールアップ工法)の貼り付け上のご注意15℃未満での施工は後日突き上げを起こすおそれがあります。やむを得ず15℃未満で施工をおこなう場合は、製品に同封しております施工マニュアル付きスペーサーをご使用ください。端部 において、カットサイズの商品が入る場合はスペーサーを用い、すかし目に施工してください。家具やハイヒールなどの局所荷重により、へこみ跡が残る場合があります。重量物や車輪の移動荷重によって、ビニル床タイルの表面を傷つけたり、膨れを発生させる可能性があります。引きずったり、にじらないようにご注意ください。◆ 製品に関してのご注意◆ 床暖房への施工について◆ 使用上のご注意◆ 施工上のご注意◆ 施工方法についてホームエグザ

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